【映画】『ゴシップガール』のブレイク・ライヴリー主演『アデライン、100年目の恋』の感想 ややネタバレ

私の大好きな女優さん、ブレイク・ライヴリーの主演する映画『アデライン、100年目の恋』を観てみました。

『ゴシップガール』で有名になった彼女ですが、最近はもっぱら映画出演ばっかりですね。ドラマ好きの私としてはもっとドラマに出て欲しかったんですが。

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『アデライン、100年目の恋』のざっくりあらすじ

夫を事故で亡くした29歳のアデライン(ブレイク・ライヴリー)は、ある日事故に遭い、そこから歳を取らなくなってしまいます。何年たっても29歳の容姿のままのアデラインは、周囲から不審に思われるようになり、FBIにも追われる事に。最愛の娘に迷惑がかからないよう、彼女は10年ごとに名前や住所、容姿を変えて生活することにします。

彼女が107歳になる前日の大みそかの夜、友人に誘われたパーティーでエリス(ミキール・ハースマン)という青年に出会い、二人は強く惹かれ合います。秘密を抱えるアデラインは一度はエリスを拒みますが、娘の後押しもあり、自分の気持ちに正直になります。

エリスの実家に誘われたアデラインは、そこでエリスの父親に会いますが、父親もアデラインも互いの顔を見て驚きます。彼はかつてアデラインが強く愛した男性、ウィリアム(ハリソン・フォード)だったのでした・・・

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『アデライン、100年目の恋』の感想

恋を遠ざけてきた歳をとらない女性が、真実の愛を見つけるファンタジーラブストーリーですね。29歳のままってかなり羨ましいですけど、自分以外はどんどん歳とっちゃって、娘もおばあちゃんなってたし、色々苦悩がありますよね。

ブレイク・ライヴリーが本当に美しい。クラシックな衣装から現代のドレスアップした姿まで、すべてが見惚れてしまいます。『ゴシップガール』のセリーナのイメージが強くて映画ってどうなんだろ～って思ってましたが、演技もうまいし、彼女を観るだけでこの映画は楽しめます。

エリス役は『ゲーム・オブ・スローンズ』で脚光を浴び、「世界で最もハンサムな顔100人」にも選ばれたオランダ人俳優、ミキール・ハースマンです。確かにイケメン、でも『ゲーム・オブ・スローンズ』のダーリオ・ナハーリス役のほうがインパクトあったかな。そして毛が濃い。

エリスの存在感を薄くしちゃったのがこの人。エリスの父親、ウィリアム役のハリソン・フォードです。ハリソンが出てるって知らなかった私はアデラインばりにビックリ。ハリソンって、遺跡でアドベンチャーしてるイメージ強すぎですが、こういう映画にも出てるんですね。しかもいい味出してます。エリスほったらかしでウィリアムとアデラインがくっつけばいいのになんて思っちゃいました。

私のツボにハマっちゃったのが、若き日のウィリアムを演じた俳優さん。アンソニー・イングルバーというカナダの俳優さんらしいです。本当にハリソンに似ています。よく見つけてきたな～。ちょっと『ゴシップガール』のチャックにも見えなくないかも？

あと、ちょっと気になっちゃったのが、不老不死になった原因の設定。なんか微妙に科学的な理由なんですよね。全部は言いませんが、事故に遭って電流を浴び、なんちゃらかんちゃら・・・って。「大人のおとぎ話」って言ってんだからそこはもっとリアリティーなくてよかったんじゃない？冒頭と最後に入るナレーションも興ざめでした。

とは言え、ブレイク・ライヴリーの魅力満載で、映像も美しく、適度に切ない、ラブストーリー好き女子は素直に楽しめる作品だと思います。