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いよいよ放送スタート 『クリミナル・マインド』シーズン12 シーズン11をおさらい ネタバレ含む

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私の大好きな『クリミナル・マインド』のシーズン12がいよいよ9月5日(火)にWOWOWにて日本発放送されます。これを観るためにWOWOWに加入していると言っても過言ではありません。

 

というわけで前シーズンの11を軽ーくおさらいしていきたいと思います。

 

ネタバレ含みます!

 

 

『クリミナル・マインド』シーズン11の登場人物

まずシーズン11の登場人物ですが、

  • アーロン・ホッチナー(ホッチ)
  • デヴィッド・ロッシ
  • デレク・モーガン
  • スペンサー・リード
  • ジェニファー・ジャロウ(JJ)
  • ペネロープ・ガルシア

と、ここまではいつものおなじみメンバーです。しかし、シーズン10から加入していたケイト・キャラハンが降板し、シーズン11の第1話より新たに加入したのが、司法心理学者のタラ・ルイスです。

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ケイト・キャラハン役のジェニファー・ラブ・ヒューイットは1シーズンのみの出演で、出演中に第二子を妊娠し、子育てに専念したいということで降板したそうです。ファンの間ではジェニファー・ラブ・ヒューイットにはクリミナル・マインドは似合わないという声が多かったのですが、個人的には意外とイケていたと思うんですけど。他のメンバーの出演歴が長く、みんな思い入れが強いので新参者には厳しくなりますよね。特にアイドル女優みたいなのには。

 

妊娠と言えばJJもシーズン11序盤は産休中で出演がなかったです。JJを演じるA・J・クックもリアル妊娠ですね。産休明けは少しポッチャリしてましたが、JJは年を取っても子ども産んでもほんとカワイイ。

 

JJが産休で不在だったり、リードもちょくちょく休んでたし、新加入のタラは契約上レギュラー扱いではなかったからか登場しない回もあり、人手不足な印象が強いシーズン11でした。

 

 

『クリミナル・マインド』シーズン11の見どころ

見どころはまず、いつもは1話完結で終わるところが、インターネットで殺人を請け負う“殺し屋ネットワーク”事件がのちの事件にもどんどん絡んできてメンバーがピンチに陥る!というストーリー展開だったこと。いつもはシーズンフィナーレに見る“To be continue”を何回見たことか。

 

印象に残ったエピですが、一つ目は第11話の「エントロピー」で、例の“殺し屋ネットワーク”の女殺し屋キャットと天才リード君が心理ゲームを繰り広げ、相手の裏をかき、そのまた裏をかいて相手を追い詰めるシーンがもう見ごたえ充分で面白かったです。殺し屋キャットもすごく頭が切れる女で、二人の言ってることどれが真実でどれがウソか本当にわからなくて、さらに“殺し屋ネットワーク”の爆弾犯も絡んできて、ハラハラしっぱなしでした。

 

二つ目は第14話の「地下室の少女たち」で、地下室に3人の少女が監禁されていて、一人の少女が逃げ出したことをきっかけに犯人も逮捕され、残りの二人の少女も無事保護されるんですが、一人は犯人との子どもの流産が原因で亡くなり、もう一人は監禁状態が長く犯人の洗脳が解けず・・・というストーリーなんですが、犯人はキモいし、子どもが絡む事件は感情移入してしまって、心が痛かったです。ラストは亡くなった少女の母親が犯人を射殺するというこれまた後味の悪い終わり方でもうどうしていいのやら。子どもの絡むエピは助かっても助からなくても涙なしには観られません。

 

子ども絡みで後味悪いといえば、第8話の「覚醒」も辛いエピでした。男性が相次いで行方不明になり、拷問の末遺体で発見されるという事件が起き、被害者は眠らないよう大量のカフェインを投与されていたことから、BAUが睡眠に関する事件を洗い出すと、ハイウェイの休憩エリアで父親が仮眠中に5歳の娘が行方不明になった事件が浮上して・・・というストーリーで、被害者の男性たちは何の落ち度もなく、犯人が悪いのは間違いないんですが、犯人の娘を失った苦しみや、自分が仮眠をとらなかったら、という罪悪感に同情してしまい、なんとも観ていて苦しくなりました。娘役の女の子がすんごいかわいいんです。犯人と娘の回想シーンがとにかく切ない・・・。ラストもなかなか後味悪く、気が重くなるエピでした。

 

シーズン終盤のエピ「悪魔の背骨」で登場し、BAUメンバーを翻弄する女シリアルキラー、アントニアも不気味で印象的でした。元ソーシャルワーカkakkoーで家出少年殺しまくって、ギデオンに逮捕逮捕されたという小っさいオバサンなんですけどね、刑務所内から事件起こすんですが、16進数やらプログラミング言語やらで暗号文書いたりできるハイテク婆で、人の顔見て心読んじゃうメンタリストみたいなサイコパスです。こんな人実際にいるのかな。

 

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アントニア婆。魔女のよう

アントニアとメンバーとの心理戦は面白かったですが、私にはアントニアが何をしたかったのかよくわからず・・・。ちょっとスッキリしませんでした。

 

降板しても、サイコパスに殺されるエピ作られても未だ名前だけ登場するギデオン、なんだか複雑。

 

そして何といってもこのシーズン11はデレク・モーガン降板のシーズンです!第16・17・18話と3部作でモーガンがFBIを辞めるまでを描いています。

 

第16話でモーガンが何者かに拉致・拷問、無事救出、恋人のサヴァンナの妊娠が発覚、結婚までが描かれ、犯人がわからないまま第17話で半年経過しBAUに復職、今度は妊娠中の妻、サヴァンナが撃たれ、第18話でモーガンが休職中に独自で調査していたのとBAUチームの捜査とで拉致・拷問した黒幕、サヴァンナを撃った犯人が判明、モーガンが復讐に走りかけるが気持ちを抑え無事逮捕、サヴァンナは助かり、赤ちゃんも無事生まれてくるが、家族を守る為にモーガンはFBIを退職する、という流れになっています。

 

モーガンの拷問エピはなかなか見るに堪えなかったです。拷問もヒドいですが、死を覚悟し諦めかけて泣くモーガンを見ているのが辛かったです。モーガンはいつでもメンバーを励ます側だったのに、そのモーガンが死を覚悟して泣くなんて。助かったときは心の底からホっとしました。この回は緊迫感半端なかったです。

 

モーガンがいなくなったら誰が犯人の家のドアを蹴破るのよ!リードじゃ力不足だよ・・・今までの降板したメンバーの誰よりも寂しいです。ガルシアとの掛け合いももう見られないなんて。モーガンを演じるシェマー・ムーアはシーズン1第1話からシーズン11第18話まですべてのエピソードに出演している唯一の皆勤賞キャストらしいです。

 

でも死んだ設定なわけでもないし、円満降板みたいだからきっとエミリーみたいにゲスト出演してくれるはず。今は悲しむより新たなメンバーに期待します!

 

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シーズン12へのクリフハンガー

シーズンフィナーレはホッチが誤認逮捕されつつも無事事件解決!だったんですが、最後に3つの刑務所から13人のシリアルキラーが脱獄に成功したことが判明、そのうちの一人がシーズン10に登場し、ホッチに白昼夢を見せる薬物を吹き付けたシリアルキラー、“ひっかき男”ことピーター•ルイスだった・・・というところで終わります。

 

ホッチは妻ヘイリーを殺した“リーパー”や、この“ひっかき男”とか強烈なインパクトのあるシリアルキラーに好かれますね。ホッチ、またまた狙われちゃうのかしら。でもホッチはシーズン12で突然降板させられちゃうので、それがどう描かれるのかも見ものですね。モーガンにホッチ、どんどん初期メンバーがいなくなって本当に寂しすぎます。ホッチにいたっては解雇なんて・・・

 

新メンバーにホッチ降板、“ひっかき男”脱獄と、何かとあるのでシーズン12は見逃せませんね。もうすぐ放送です!

 

『クリミナル・マインド』シーズン1~11はHuluで視聴できます。