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『クリミナル・マインド』シーズン12 第3話「タブー」あらすじ・ネタバレ&感想

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『クリミナル・マインド』シーズン12 第3話「タブー」のあらすじ・ネタバレ&感想です。

 

とうとうホッチが消えました。オープニングのメンバーが並んでるシーンもセンターはプレンティスになっていました。私が視聴しているWOWOWでは、番組が始まる前にWOWOW独自の登場人物紹介みたいなのがあって、今までのシーズンはホッチ(の吹替の声優)がやってたんですが、このシーズン12からはロッシ(の吹替の声優)やっていて、ホッチが消える準備は万端でした。

 

 

『クリミナル・マインド』シーズン12 第3話「タブー」のあらすじ・ネタバレ

フロリダ州ボイントンビーチのゴミの不法投棄場で、ドラム缶にコンクリート詰めされた女性の遺体が発見される。被害者は息子を持つシングルマザーで、生きたままコンクリート詰めされていた。

 

ホッチが特別任務で不在のため、プレンティスが一時的にチームに復帰することに。リードとJJはプレンティスとの再会を喜ぶ。プレンティスはアルヴェスのデスクを見てアルヴェスをプロファイリングする。そこへアルヴェスが出勤し、プレンティスとアルヴェスは気まずい初対面を済ます。

 

BAUチームがフロリダへ向かっている途中、別のゴミの不法投棄場で新たなコンクリ詰めの遺体が発見される。ロッシとプレンティスは新たな遺体発見現場へ、JJは警察、リードとアルヴェスは検視局へ向かう。

 

後から見つかった被害者も息子を育てるシングルマザーと判明、人種にこだわりがない事から息子がいる30代のシングルマザーであることがカギだと推測された。しかし被害者同士も息子同士も接点がなく、どちらも息子思いのいい母親で、ロッシとJJは犯人が二人を狙った理由の仮説を色々立てる。

 

そんな時、新たな30代シングルマザーの失踪者が出る。失踪したキムは翌日前の二人と同じく、コンクリート詰めにされた状態の遺体で発見される。リードが検視局に行き、キムの遺体を調べると、キムの鼻に化学熱傷の跡が見つかり、死因がコンクリートによる窒息ではなく他にあるのではないかと疑われた。

 

BAUチームはプロファイリングを発表。犯人は30~40代の白人男性で、被害者の鼻腔から脳に塩素を注入し、衝動と抑制のコントロールを司る前頭葉を破壊させ、性奴隷にする目的でケミカルロボトミーを行っているらしく、遺体発見現場周辺がホームグラウンドで、塩素やコンクリートを扱っていることから建設関係やプールの施工業者などの職人だとされた。

 

詳しい検死の結果、一人目の被害者はロボトミーの失敗で死亡、二人目と3人目はロボトミーの失敗ではなくコンクリートでの窒息で死んでいることから、犯人の腕が上がっていることは間違いなく、早く逮捕しないと次の犯行が行われると予想された。

 

ガルシアの調べによると、3人の被害者の住むゲートコミュニティはいずれも同じ不動産会社が管理していて、警備会社や建設業者、プールの施工業者まですべて同じ業者が入っていることが判明。しかしプロファイルに合う職人や労働者は見つからなかった。

 

そこでロッシは、遺体遺棄現場がいずれもゴミの不法投棄場であることに目を留め、犯人がその場所に思い入れがあり、現場に戻ってくるのではないかと推測、アルヴェスとプレンティスが張り込みをすることになった。

 

しかし、張り込んでいた遺棄現場は若者のデートスポットでもあり、間違えて若者を取り押さえてしまい、張り込みが犯人にバレて失敗に終わってしまう。

 

チームはプロファイルを見直す。検死の結果によると3人の被害者にはレイプの痕跡はなく、犯人は性的欲求を高めるためにロボトミーをおこなったのではなく、逆に性的衝動を抑え性行動を正すための手術なのではないかと推測、犯人の母親、もしくは身近な女性が脳に損傷を抱え、性に奔放な行動をしているのではないかとされ、ガルシアが地元の女性で脳に損傷を抱え、治療した過去、あるいは治療中の人物を調べる。

 

そして浮上したのがリネルという女性で、リネルは事故により前頭葉を損傷、それにより性欲異常の症状を抱えていた。そしてリネルには16歳で生んだ息子がいて、その息子スチュワートはリネルの母グロリアの養子となり、リネルとは姉弟として暮らしていることが判明する。そのスチュワートはプールの修理会社に勤務していて、被害者たちの家にも出入りしていたことが分かり、チームはスチュワートの自宅に急行する。

 

スチュワートの家では、スチュワートがグロリアを監禁していた。スチュワートはグロリアに自分が養子になった経緯を聞く。真実を話さないグロリアにスチュワートは怒り、真実を知っていると話す。スチュワートは、性に奔放なリネルに性的関係を迫ったが拒否され、リネルが自分たちは本当は親子であることを明かした、そして自分と寝てくれないことに腹が立ちリネルを殺した、と告白する。

 

スチュワートは庭に掘った穴にグロリアを突き落とし、自分が実の母親に性的感情を抱いたのはお前のせいだ、もっと早くに真実を話していれば、と怒りをぶつける。そしてリネルはこの下にいるから、と言い穴にコンクリートを流し込む。

 

そこへBAUチームが到着。逃げるスチュワートをアルヴェスとプレンティスが確保、ロッシがグロリアを助ける。

 

 

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『クリミナル・マインド』シーズン12 第3話「タブー」の感想

ホッチが特別任務!?そういう消し方なのか。突然の解雇なので仕方ありませんがあまりにも急でアッサリすぎて・・・前回のエピもJJ家族が主役だったのでホッチの出番はほぼなかったのにあれが最後の出演だなんてヒドすぎる・・・。

 

ホッチ(トーマス・ギブソン)に問題があったとしても、ドラマを観ているファンにはそんなこと関係ないんだし、もうちょっと配慮ある納得のいくホッチとの最後の別れのエピを作るべきだったんじゃないかと思いました。

 

そんなこんなでホッチのことばかり考えていたら事件の内容もあまり頭に入ってこずですが・・・タイトルの「タブー」は近親相姦のことだったんですね。前頭葉の損傷で性欲異常になるなんて。性にまだまだ保守的な日本ではそういう事があるなんてなかなテレビで取り上げられたりしないですね。

 

しかし、性に奔放な血のつながらない姉にセックスを迫ったら実は本当の母親だってわかったからって代わりにシングルマザーを殺すかな?しかもコンクリに生き埋めにするっていうショッキングな殺し方のわりに、そうした意味がよくわからない。しかも20歳の若者で、失礼だけどプールの修理業者という肉体労働に就いてて、ロボトミー手術をしようって思うかな?そんな知識あるかな?ロボトミーをするっていう設定がちょっと無理あるような。

 

ロボトミー手術とは1936年に考案された、精神疾患や知的障害を抱える患者に脳の前頭葉を切除や破壊する処置を施し治療するという恐ろしい治療法です。JJも言ってましたが、J・F・ケネディの妹ローズマリーが実際にこのロボトミー手術を受けていたらしく、当時は効果ある手術法だと信じられていたようですね。コワい・・・

 

今回のエピは殺人動機も殺人方法もちょっと強引だったかな~。タイトルの「タブー」も、実際には近親相姦したわけでもなく、大げさな気もする。犯人のスチュワート役の子もやけにイケメンで、いつもみたく犯人の風貌から異常性が感じられず、ストーリーに入り込めませんでした。

 

モーガンがいないのも寂しいけど、アルヴェスがいい感じにBAUにハマってて、寂しさを紛らわしてくれてますが、ホッチがいないのはまた訳が違うよ~。プレンティスも好きだけど、ホッチの代わりは務まらないよ~。ホッチの降板は知ってても現実を目の当たりにすると結構ツラい・・・しばらくホッチロスが続きそうです。